一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会が開催した“利益の組立図を作る為の特別ゼミ”に参加致しました。
今回の記事では10月11日(水)に開かれた最終講義MTG回の様子をレポートいたしますので、是非ご覧下さい。
セミナー概要”利益の組立図を作る為の特別ゼミ”
このセミナーに参加することで、漠然とした不安や将来の悩みがクリアになり、具体的で明確な行動計画を描けるようになります。
過去の参加者からは、「不安だった未来に自信を持てるようになり、明確な方向性が見えた」といった声が寄せられています。
さらに、集客数を2〜3倍に増やす方法や、他業種で利益アップを実現させた方を呼び、利益を伸ばす秘訣を、参加した方のみに伝えてくれます。
開催形式は Zoomによるオンラインセミナー形式で講義・MTG併せて全6回行われます。
本セミナーの目的と流れ
1. 明確な行動指針の構築
他社にはない強みを整理し、社員に自発的な行動を促すための行動指針を明確にする。
2. モノが売れるメカニズム
なぜモノが売れるのか?そのメカニズムを理解し、顧客に新しい価値を提供する方法を模索する。
3. 顧客満足度と利益の両立
お客様の幸福と収益を上げる仕組みの構築が焦点となり、実践的なアイディアを共有する。
参加者主導で学びが深まるアクティブラーニング
利益の組立図ゼミでは、アクティブラーニング学習方式が取り入れられています。この方法は、参加者がただ情報を受動的に受け取るのではなく、自己考察やグループディスカッションを通して主体的に学ぶことを目的としています。
1. 自己考察の大切さ
アクティブラーニングでは、受講者が情報の消化だけでなく、自分で考える機会が増える為、より深い理解や知識の定着に繋がります。
2. グループディスカッションのメリット
参加者同士がアイデアを交換するグループディスカッションは、アクティブラーニングの鍵となる部分です。異なる視点からの議論は新しい発見を生み出し、お互いに学び合うことができます。
学びを形にする最終講義
最終講義では、参加者がセミナーを通じて学んだ知識を活かし、講師から以下の質問のインタビューを通じて自身の実践事例を共有しました。
- 何を実践したのか
- その実践は何を狙ってやったのか(どんな結果を望んでいるかでも可)
- 実践した結果どうなったのか
- 上手くいくポイントを導きだす(上手くいく仮説でも可)
- 実践アイディア(参加者同士で情報共有)
セミナー参加者の事業状況と経過
1人目の受講者: 自発的な行動促進への挑戦
取り組み
社員に自発的な行動を促すため、社内での積極的なコミュニケーションを重視。社員との対話を通じ、”やりたいこと”や”思い”を共有。
現在の状況
社員の自発的な行動が増加し、エネルギーに満ちた組織となった。成果や課題を話し合い、他者にも自分にも寛容な環境を築き上げた。
他の受講者からのアドバイス
社員に”思い”を共有する際は事前準備の大切さや、異なる意見にも寛容に耳を傾ける姿勢が大事だとアドバイスされた。
2人目の参加者: 指示ゼロ経営と創造的なアプローチ
取り組み
指示ゼロ経営を目指し、セミナーで学んだアプローチを社員に共有。セミナーで紹介された販促がうまくいかなかった事例の「なぜか?」を考えることで社員の発想を引き出しやすくした。また社員と共同でニューズレターの制作に取り組んだ。
現在の状況
社員の前向きな反応と提案により、新たなアイディアの創出に繋がった。
他の受講者からのアドバイス
提案があった場合は複数の社員と共に考え、違った視点からアプローチすることで新たなアイディアが生まれるとアドバイスされた。
3人目の参加者: 地域資源の活用と新コンセプトの創出
取り組み
空き家を利活用し、地域の歴史や伝統工芸を絡めた店舗を構築することを志向。地域の自然と伝統工芸と歴史というレトロなものを新しく表現して地域資源を見せる取り組みを発表。
現在の状況
歴史・観光・不動産を絡めた地域独自の価値提供を模索中。
他の受講者からのアドバイス
クリエイティブな人たちとの共同作業で、より意義深いトレンドを生み出すことができるといったアドバイスや、歴史”推し”の人々の視点から情報を発信することで、独自の視点で人気を集めることができるというアドバイスも得られた。また、インスタ映えを狙うアイディアや、テーマによるコンセプト店などのアドバイスが挙がった。
お客様の心に響くビジネス:利益の組立図ゼミから学んだ受講者たちの成長
利益の組立図ゼミでは、主にビジネスにおいて不可欠な二つの要素に焦点を当てました。
セミナーを通じ「顧客共感の大切さについて受講者がどのように理解を深めたか」、次に「事業の進展と課題解決に関する受講生たちの洞察について」をご紹介します。
1. 顧客共感の大切さ
各受講者は、自分たちの行っているまたは行いたい事業をお客様に共感してもらうことの重要性を理解しました。これにより、単なる顧客や取引先ではなく、ファンを増やしていく視点が醸成されました。
2. 事業の進展と課題解決
受講生たちは、自身の事業が利益の組立図でどの位置にいるかを把握し、収益構造において焦点を当てるべき要素を理解しました。
問題の発生箇所が視覚的に明確になり、解決策へのアプローチがクリアになりました。
感情と行動のデザインを考え、販促行為における一連のステップを確立することが大切であり、 このフロー内で問題点を見つけて改善することこそが利益に繋がると理解しました。
セミナーの総括
セミナーを通じて、参加者たちは自身の事業を新しい視点で見つめ直し、顧客との共感と収益の調和を求める動機づけを得ました。ディスカッションやフィードバックを通じて築かれた連携が、事業に新たな息吹を与え、地域社会への貢献と発展に寄与しています。
セミナーで得た知識と経験を糧に、受講者たちの事業が成長し続けることが期待されます。
不動産事業を通じ、住まいに寄り添い、地域守りから地域創りへの転換が、新たな地域社会の形成に寄与していくことでしょう。